三原市八幡町墓地造成工事⑧|広島県府中市・世羅郡でお墓を建てるなら有限会社石の店沖へ

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三原市八幡町墓地造成工事⑧

2015/02/24

墓石施工

本日も三原市八幡町墓地造成工事の続きです。

墓地の造成はほぼ完成しましたので、今回から巻石施工の段取りに入ります。巻石はお施主様のご関係者の予定墓地(結果的には使われなくなったため不要になっていました)に予め施工されていた巻石を解体して移動、再施工します。

こちらの巻石は他の石屋さんが施工されたものでしたので、自分的にはどの様な施工がされているのか見ることが出来てワクワクする瞬間です。


巻石で重要なことは土圧で巻石が押し出されないようにする事なのですが、

各接合部に金具を留めて、その部分をモルタルで固めてあり、当社と同じ施工方法でした。


電動ピックでそのモルタルを解体して金具を露出させてから留め具を外します。

・・・が、金具が錆びて外れません・・・この作業でかなりの時間を要してしまいました。基本的には鉄はアルカリ性であるセメントに覆われていれば錆びることはないはずなのですが、恐らくモルタルに使用されている砂が海砂である為にその塩分で錆びたのだと思われます。。やはり万全を期してステンレス金具を使用するべきだと思います。(当社はもちろんステンレス金具使用です)



かなり端折りますが、移動式クレーン重機で吊り上げ、2台の運搬車に積み込み、全ての巻石を回収して、整地し直して終了です。


巻石は新たに造成した墓地に移動させ、掃除をして適正な寸法分を使用して、金具留めの準備などをして据え付けをしていきます。