墓石クリーニングの基本的な内容としては、
・鏡面磨きの墓石の洗浄、
・彫刻文字のクリーニングと墨入れ
・巻石、外柵のクリーニング、
・墓地内の草取り清掃、
となります。
以上の内容で墓石一基、墓地面積4㎡までで4万円
個別価格ですと、
墓石一基毎に2万円、墓誌1万円となります。
墓地面積1㎡毎に5千円となります。
※昭和中期位までのお墓でよくある、鏡面磨きではないお墓についてはクリーニング方法変更の為金額追加、また劣化の程度によってはご対応出来ない内容も出る事もあります。
墓石のクリーニング業については、今後定期サービスも
検討をさせて頂いております。
ご要望などございましたら是非お知らせいただければ幸いです。
・他社施工のお墓も勿論対応させて頂きます。
・福山市、府中市、三原市、尾道市の県東部以外にも、広島県全域、岡山県西部まで対応させて頂いております。
・一度現地確認をさせて頂いてからのお見積りとなります。
墓石クリーニングの流れ
掃除の基本は水洗いからです。
当社では強力な高圧洗浄機を使用して苔などの表面の汚れを落としていきます。彫刻文字の中の汚れなどもこれでほとんど落とす事が出来ます。
この高圧洗浄機は静穏性に優れている為、周囲に迷惑をかける事もありません。
お墓の部材の繋ぎ目にたまりがちな水垢は高圧洗浄機でも落ちない物が多いため、スクレーパーで汚れを削り落としていきます。石材表面を傷つけないように慎重に、石材面に平行に刃を当てて滑らしていきます。ここでは基本的には洗浄剤は使いません。
水洗いとスクレーパーのみで根気強く行えば綺麗に落とす事が出来ます。
灰汁や錆など、石材内部に染み込んだ特殊な汚れは洗浄剤を使用して落としていきます。
適当な濃度に希釈した液剤を塗布していきます。
汚れの状態によっては液剤をより浸透させるため、湿布の様に表面を覆って、更にラップで覆ってから時間を置き、湿潤養生します。
数時間後に水洗いをして綺麗に洗剤を落とし、汚れが落ちていれば終了です。汚れによっては一度で落ちない物もある為、そういった場合は再度同じ工程を繰り返して少しずつ汚れを抜き出していきます。
クリーニング事例
クリーニング前です。
日当たりのよくない場所や湿気の
多い場所、山中で木陰になる場所
などにはコケが生えてしまいます。基本的には水拭きでとれるのですが、それが固まって層になるととても掃除しづらくなってしまいます。
アフター
水拭きを重ねることできれいに取れました!墓石の目地部分は特に取れずらいため、スクレーパーを使用してとっていきます。日ごろからのお掃除も大事ですがそういった事が適わない状況も増えてきているため、是非ご相談ください!
ビフォアー アフター
色が剥げたり、苔がこびり付いてしまった文字彫刻部分は、高圧洗浄機とブラシで可能な限り綺麗に色と汚れを落とした後、しっかりと乾かしてから再度色をいれていきます。(表面が濡れたまま色を入れると色の密着が弱く、剥がれやすくなりますので十分に乾かします)
ブログでもクリーニング事例をアップしています。