今回は傾いたお墓の改修工事です。山に入り約100メートル登ったところに墓地がありした。
かなり古くからのお墓が多く歴史を感じました。
土葬のお墓が経年により地中が空洞化し、それに伴いお墓が傾き、沈んでしまっています。
こういった昭和初期以前のお墓は土葬がほとんどなので、今回のような1尺~1.2尺といった大きなお墓の場合は重さに耐えられず沈み込んでしまいます。恐らく江戸時代のお墓も多いと思うのですが、よくこんなにも大きなお墓を手で作り、運んで据え付けたものだなぁと思わずにはいられません。
沈み込んだ部分を転圧し、追加の真砂土を足して更に転圧、割栗を敷いてコンクリートで基礎を作っての据え付けを行いました。