
本日より新たな工事に入らせて頂きます。
今回は今まであった山の上にあったお墓を新しく出来た寺院墓地に移動をさせて新たに永代墓を作らせて頂く内容です。
本日は既存の墓地のお墓を解体させて頂く内容です。
合計7基のお墓の撤去とお骨上げをさせて頂きました。

重機がやっと通れる幅を通りながら、300mはあったでしょうか・・・
途中で道を均しながら、板を敷いて傾かないようにしながら急こう配を上り下りしていきます。


今回回収させて頂いた石材のアップ画像です。
左が因島の方面の石(社長談)、左がアメリカングレーという石です。
それぞれ昭和47年、昭和55年建立のお墓の物です。
当時はアフリカ、インド、アメリカ、韓国といった外国産石材が使われはじめた頃でもありました。一方同時にそれぞれの地域で地場の石を、原石をトラックで丁場に仕入れに行き加工している頃でもありました。
左の石は石の色も綺麗なグレー色と白色の模様がある中目、左はグレー系の小目、アメリカングレーは硬い石だったが細かい錆が出てくる事があるという事で使わなくなったとの事です。(全て社長談)
どちらも初めて見た石材だったので勉強になりました。今回は棹石以外は新墓地では使用しない為、それ以外の部材を知見を広げるために研磨してみたいと思います。
この様な知識を直接得る事が出来るのも本当にありがたい事です。
5代に亘って引き継がれていた知識や技術があるという事は会社にとっても大きな財産になっています。

全てのお墓を移動させて頂き、均して終了です。
こちらの墓地にもかつては多くの家のお墓がありましたが、今回の様に大分移動をされていて、空いた区画が目立ちます。
お墓参りがしやすい環境づくりも大事な事です。