
本日は府中市上下町に伺い、間知石の基礎コンクリート打設を行いました。
左官さん2名に手伝ってもらいました。立地の良い墓地であれば生コンを流す人と均す人という2名でも問題なく作業できるのですが、今回の現場は①生コンを墓地近くまで運搬する人、②カニクレーンで墓地まで移動させる人、③一輪車で生コンを近くまで運んで流し込む人、④均す人、という4人必要な現場です。
工事価格というのはこういった面の費用でも変わってくるという事をご理解いただければと思います。
型枠も問題なく設置して生コンクリートを注文します。

生コン車到着。運搬車で墓地近くまで運ぶのにも、傾斜があったり曲がり角があったりと、かなり運搬車が揺れるのであまり多くの量を運ぶことが出来ない事もつらい現場です。。。
生コンの運転手のおじさん、お待たせしてごめんなさい。


午前中に生コン打設を終わらせて、午後からは間知石の丁張や基礎への墨だしなどを行い、夕方にはかなり固化していたので次の準備として間知石を間配りしておきました。本日はここまでです。次は間知石をきれいに並べていき、裏コンクリートまで出来れば、という感じです。
今までは地面を締め固める事もなく、砕石で強い地盤を作る事もなく、基礎もせずバッサを敷きながらその日に間知石の据え付け、という工事だったので今回の様なリフォームが必要となったのですが、
しっかりと地面も締固め、切り込み砕石で強い地盤をつくり、コンクリート基礎をしたのでもう問題はないはずです。
施主様から当時の事を聞くと、施主様自身もあまりに工事が早い為、コンクリートとかはしないのか聞いたところ、お墓工事にはコンクリートは使ったらいかん!と言われたそうです・・・とんでもない話ですが実話です。