工場での加工作業①|広島県府中市・世羅郡でお墓を建てるなら有限会社石の店沖へ

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工場での加工作業①

2016/05/09

その他

本日は工場で加工業務となりました。

今回は既存墓地の巻石が土圧により押し出されてずれている為、その修復というのがそもそものご依頼だったのですが、追加で玉垣、板塀も施工させて頂く事になりました。(元々の仕事は他店の石屋さんでした)

現状の巻石のサイズの変更が必要でしたので、持ち帰らせて頂き、カットをしていきます。

玉垣石などが載る面についてはサンダーで面を荒らして耐震ボンドがよりしっかりと付くようにします。

玉垣石は13㎝四方、高さが35㎝と縦長である事、更に自重が無いため揺れなどに弱いです。更にボンドを付ける面が本磨きの様な、凹凸がない場合だと接着面積が少ないので、サンダーで面を荒らして接着面積を増やすとともにボンドの接着厚さを確保する事で耐震効果も得るようにします。

巻石同士の繋ぎ目はステンレス金具で留める為、アンカーボルトを打ち込みました。

巻石は墓地内の土圧の影響により、何の対策もしていないと高確率で押し出されてずれてしまいます。

そもそも最初の施工段階で墓地内の土の締固めが足りなかった為に、経年により土が締まる事で巻石がずれてしまう事も考えられます。