本日は世羅町小世良地区に墓石、墓誌の据え付け工事に伺いました。前回までで芝台の据え付けと墓誌の基礎コンクリート打設を終えておりました。
画像はカロート内部に化粧真砂土を敷き均し、排水パイプにナイロンメッシュを被せた画像です。これで水がカロート内に溜まったままになる事はありません。
耐震ボンドをしっかりと厚みを持てるように付け、下台から上を据え付けていきます。
下台から上の部材も、コーキングテープと耐震ボンドを付けて据え付けていきます。耐震ボンドは1から３ミリ以上の厚みが必要なのですが、このコーキングテープを付ける事で上の部材を据えた際にも目地の厚みが出せるようになります。
今回は既存のお墓のリフォームで、芝台のみ新しくさせて頂きました。
全体をクリーニングしましたので、水垢、苔ともども取れて綺麗になりました。文字彫刻の色も入れ直しています。
花立、水鉢部分の水垢汚れも、研磨し直す事で表面の汚れを落として綺麗にしています。
続いて墓誌の据え付けです。鉄筋コンクリート基礎をしていたので、基礎石、台石と据え付けていきます。部材の繋ぎ目部分にはしっかりと耐震ボンドをつけて、異形鉄筋を差し込んで補強しています。縦長の部材が多いため、この様にして安定をさせていきます。
次回は既存の古いお墓の傾きの修復工事を行い、全体の仕上げをして終了です。
